

柳原良平さんは、サントリーに入社後、誰もが見たことがあるほどの代表的なキャラクター『アンクルトリス』を考案します。他にも、キャッチーなイラストは絵本やアニメーション、装丁、漫画など多くの分野で採用され、50年以上にもわたり第一線で活躍しつづけました。
無類の船好きとしても知られており、船に関する豊富な知識と体験をもとに絵本やエッセイなどの多くの本を執筆しました。また、複数の海運会社の名誉船長を務めていたという経歴も持っています。
本展では、『しょうぼうていしゅつどうせよ』という消防艇を題材にした絵本と『三人のおまわりさん』という海外原作の児童書から抜粋された作品を20点を展示いたします。
柳原良平(やなぎはらりょうへい)
1931年生まれ。1954年京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)卒業後、寿屋(現・サントリー)に入社。キャラクター「アンクルトリス」を生み出し広告、出版の世界で活躍。電通賞、毎日産業デザイン賞など受賞多数。船好きとしても大変に有名で内外の船や港をテーマにした展覧会も多数開催されています。
柳原良平さんは船を描く画家として有名ですが、グラフィックデザイナー、イラストレーター、装丁家、絵本作家、アニメーター、文筆家などどれもが一流で、多彩な才能を展開して来ました。 特に国民的キャラクター「アンクルトリス」の生みの親でもあります。
2015年8月17日84歳で逝去。
2018年3月27日横浜市の「横浜みなと博物館」の中に「柳原良平アートミュージアム」が開館されました。

企画展「柳原良平クルーズ日和」を下記内容で開催!

商船三井が所蔵している多数の柳原良平作品の中から20点を展示しています。
下記「展示室をみる」からお入りください。
今回2022年の卓上カレンダーのイラストを中心に展示しています。柳原さんが描く船と季節のストーリーをお楽しみください。
注)タイトルおよび彩色は商船三井にて行ったものになります。
※商船三井の「柳原名誉船長ミュージアム」(https://www.mol.co.jp/yanagihara/index.html)でも他の柳原良平作品をご覧いただけます。


「横濱ハーバー」でお馴染みのありあけが、商品パッケージに採用した柳原良平の原画を展示します。
下記「展示室をみる」からお入りください。
※日本丸のイラスト以外は、ありあけ商品のために描き下ろした作品です。


柳原良平関係者に独自取材した記事がご覧になれます。
※本企画展終了後は、noteでご覧いただけます。
柳原良平がファンの皆様に描かれたレアな絵がご覧いただけます。下記「展示室をみる」からお入りください。

柳原良平公認コレクター藤井貢一氏に「柳原良平主義️-RyouheiIZM」を執筆した坂上晃一がインタビューする模様を映像でご覧いただけます。
柳原良平の絵を配したグッズなどをご紹介します。下記⌵をクリックすると表示されます。
※商品はそれぞれのリンク先の販売サイトよりご購入ください。

協力(順不同・敬称略)
株式会社美術著作権センター/株式会社商船三井/株式会社ありあけ/横浜ロイヤルパークホテル/D&DEPARTMENT PROJECT/株式会社ユーキャン/藤井貢一